『マゼランが来た』 他一冊

マゼランが来た 本多勝一 ←単行本。借りた本はこれかな。
マゼランが来た 本多勝一 ←文庫。カスタマーレビューあり
マゼラン 地球をひとつにした男 増田義郎

マゼランについて調べる必要があって借りた本。

事前にネットの書評をざっと調べてから選んだのだが、予想以上にトーンの違う2冊だった。『大航海者の世界―マゼラン』は、普通の伝記のようにマゼランの生い立ちから書かれている。資料を元にし、著者の見解は入っていないかのような書き方だ。『マゼランが来た』は、マゼランを白人至上主義の侵略者としてストレートに表現している。内容も、マゼラン船隊の悪行と、侵略を受けた原住民とその後、現在の様子が中心だった。

『大航海者―マゼラン』には虐殺などの話題はほとんど書かれていない。それどころか、スペインの王はマゼランに各地の住民と接触するときは、かならず「愛情をもって」つきあうようにと指示していたというが・・・。歴史の真実というのは、まったく、わからない。




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