Darren Shan 11 - Lord of The Shadows

��月に発売になったシリーズ11巻目をようやく手に入れた。前巻が番外編のような内容でイマイチ盛り上がらず、11巻へ引っ張るような話もなかったので発売後即入手するほどではなかったのだ。おかげで定価の約半額で入手できた。

中盤までのダラダラから一転、後半はずっと胸が苦しかった。トラブルに見舞われそうな人たちは大体予想できたが、Shancusは予想外だった。ラストもう一人の子どもについての暴露も見当がついていたが、そこでto be concludeとは。お、continueじゃないな、と12巻予告ページを見ると、「最終巻」となっていてまたビックリ。20巻くらいまで続くらしいという話はただの噂だったか。

��巻から今回の11巻まで、主人公の思考回路は理解しがたく、共感できることは少ない。他のキャラクターもそれほど魅力はない(一人魅力的な人がいたが前々巻でご臨終)ので、このシリーズに感動はあまり期待できないが、スリルはある。あの主人公ゆえ、どんな悪いことが起ってもおかしくないということか。しかし11巻を半分読み進んだ頃は、そろそろ購入してまで読むのはやめる時期か、と思ったが、最終巻は来月発売だし、結局買うことになりそうだ。

Lord of the Shadows (Saga of Darren Shan S.)←表紙がおどろおどろしい。


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