『超人ロック』 聖悠紀

昨年12月、15年以上前好きだった漫画のアニメをケーブルTVで見て、また無性に読みたくなった。『超人ロック』だ。以前集めていた単行本は実家で処分してしまったようで、新たに購入するのは文庫にしようと探したが、既に絶版。そんなに人気がない漫画ではないと思っていたのだが、どうも昔から出版社に恵まれないらしい。いや、今も新作が出版されているということは、逆に恵まれているといえるのか。

結局、文庫全巻と、ネットで調べて初めて知った出版社のものや新作も古本屋で集めた。最近の作品はイマイチなものもあったが、昔夢中になった頃の話は相変わらず面白かった。

しかし、十代で読んだ時には気にならなかったことが気になって仕方がない。ブラックホールの中? 反物質って? 光の圧力?

そういうわけで、以降ディスカバリーチャンネルで軍事技術や天文学に関係のありそうな番組をみたり、簡単そうな物理学の本を読むことになった。なんであの頃疑問に思わなかったんだろう、と思いつつ。


超人ロック 冬の虹 (1) ヤングキングコミックス←少年画報社で連載中。もう一つ連載してる方は出版社の影響か、恋愛モードが強すぎて好みじゃない。

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