『ガット・自由貿易への疑問』

ガット・自由貿易への疑問

放送大学で来学期受けることにした『人間と自然―食・農・環境の展望―』の参考図書。

つまり何でも自由がいいってもんじゃないということかね。当たり前のことだけど。

以下少し覚書として書き残しておく。
>(p31)20%の人口を持つ先進国民が80%の地球資源を使っているという現状は(~略)

>(p170~171)「ターゲットは砂糖」(略)余剰砂糖をどんな低価格でも処分しなくてはならないというヨーロッパをはじめとする砂糖過剰生産国の事情も手伝って(~略)

くー!きっとこんな事情のために砂糖中毒にさせられてしまったんだ。体に悪いものを、エネルギーを消費して大量に作って、余らせて、人を病気にして、医療にエネルギー使って、、、なんて効率が悪いんだろう。

>(p122)「一万キロ先の食べものはいらない」(略)たとえどんなに安全で環境にやさしい方法で栽培されていても、二万キロ先で収穫されたものを空輸で翌日手に入れるような食べ方は健全とはいえないという認識(~略)

四季があって、冬は乾燥、夏は湿潤な気候の日本で、その時々の季節の気候に耐えるように育ってきた作物が、同じ気候を生きる人間には一番役に立つ栄養を与えてくれるということだね。無駄なエネルギーも使わないし。

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