『記憶の中の母の味』

これまたテレビに弓田亨氏が出演していたのがきっかけで借りることに。以前から知っていて、ずっとおせちの本を借りたかったのだが、わがまちの図書館はなかなか所蔵してくれない。

一番注目していたのは「砂糖、みりんは使わない」という料理法だったが、この本で紹介されているような普通の家庭料理ではいまいち素晴らしさが判らない。よく考えれば、私自身こうした料理ではほとんど砂糖は使わないし、みりんも置いていないのだった。やはりお菓子の本などを借りてみよう。

この料理法の原則のなかに「旬のものを食べる」というのがある。だが、ウドといんげんを使った料理だったり、春のサラダにミニトマトが出てきたり、ホントに旬に合わせて暮らしている人々からすれば、首をかしげるだろう料理も載っていることからすると、厳密に旬のものだけを使え、と書いているわけではなさそうだ。

記憶の中の母の味―命の健康を取り戻す四季のおかず62品 ごはんとおかずのルネサンス

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