『祖国とは国語』

祖国とは国語

テレビで著者の話を聞き、とりあえず何か読んでみようと借りた本。ベストセラーの『国家の品格』ではなく、『祖国とは国語』にしたのは、私も、日本人はまずは日本語でしょうと考えていたから。

国語が大切だというだけあって、文章が非常に読みやすく、美しく、面白い。ただタイトルに沿った内容は半分くらいで、他は短文の連載だったり、旅行記だったりして、その点は物足りない感じである。それでも一部、家族の日常会話など、その内容は読んでいて楽しいものも。軽快な文章でなので、すらすら読めてしまうのである。


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