『乾物入門』『自然流「乾物」読本』

乾物入門
自然流「乾物」読本

『乾物入門』は乾物屋さんなど乾物を扱う業者向けの専門書のような本。種類、成分や販売時期や卸ルート等も載っていて面白い。もちろんそれぞれの乾物の作られ方、違い、利用法、はたまた小麦粉やそれぞれの乾物に添加を許されている薬品などについても書かれていて中身の濃い本だった。

そして覚え書き。澱粉に食塩は粘りを低下させ、砂糖は良くし、酢は粘りを著しく低下、油は著しく高める、グルタミン酸は悪くする。と。

『自然流「乾物」読本』は読み始めの1ページ目から好きになってしまった。この考え方もこの文章も心地よい。『乾物入門』にあるような情報は少ないが、読み物として面白かった。ただ驚きだったのは、もちろん私は知らなかったが、松江の原発板ワカメについて、松江出身の相方も知らなかったことかな。

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