『スローでたのしい有機農業 コツの科学』

西村和雄著の二冊
スローでたのしい有機農業コツの科学
おいしく育てる 菜園づくりコツの科学

前者を図書館で借り、いたく気に入ったので、図書館に所蔵していなかった後者を立ち読みで確認後、購入。似たような内容ではあるが、後者は様々な作物についてそれぞれ短いながらも説明がある。

有機農業、と謳ってはいるが、不耕起、草生を推奨している。他の菜園本には載っていないような、作物の育つ規則性のようなものが説明されており、それらをもとにしたコツを述べているので説得力があるような気がする。

種のどの位置から芽と根が出るのか、双葉・地上部と根の関係性、豆の呼吸を利用した種の保存方法など、非常に勉強になった。