『里山の言い伝え-お天気小母さんの十二ヶ月』

お天気予測で有名な、福島県会津に住む農家の女性による著書。以前から一度読んで見たかったので、楽しみにしていたのだが、期待が大きすぎたのか、私の求めていたものとは違う内容だったためか、少しがっかり。期待の大きかった天気の予想については、うなずくものもあったが、やはりその地方独特のものがあり、どの地方にも当てはまるものではないだろう。考え方は参考になるし、美しい里山の四季の風景を描いたエッセイとしてはよいと思う。しかし、やはり今は環境が変わってきて経験則に沿わない現象が増えたと、最近TVのインタビューで著者自身話していた。

里山の言い伝え―お天気小母さんの十二ケ月


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