『味噌豆腐納豆―聞き書ふるさとの家庭料理16』

聞き書ふるさとの家庭料理 (16)

以前読んだふるさと聞き書シリーズの中の一冊。

味噌も豆腐も納豆も地方ごと、家庭ごとにそれぞれ微妙に違う方法があって、様々な作り方、食べ方が述べてある。急いである情報だけ知りたいときには向かないかもしれないが、これは楽しんで読む本だと思う。

で、その中で有用な情報も拾いつつ、覚書。
・麹菌は、秋の稲穂につく黒い稲麹を缶に入れ保存している(P21)
・大豆と塩だけでつくる味噌がある(カビのつき加減の判断が難しいのかも)
・もろみかすと柚子の皮、唐辛子ごまなどを丸めて干す。焼いてご飯にのせたり。醤油がらから作るくせに干し味噌というらしいが、きっと丸ゆべしに近い味だろうと想像(P122)
・大豆の粉をこねて蒸して粉豆腐(こどうふ)。豆腐を藁に詰め込んで蒸すつと豆腐と共に、一度作ってみたい、食べてみたい品。
・同じく生の大豆粉をこねてきりたんぽのように竹串にまとめ、囲炉裏で焼いたこつっ豆腐。これもやってみたい。

大豆畑を確保しないと。どこかにありませんかねぇ。

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