『食べかた上手だった日本人』

食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵

魚柄氏のけっこう最近出た本かな?昔の本ばかり読んでたので、と予約したら、なかなか順番がまわってこなかった。今までの本と似たようなもんかと思いきや、資料や何やら知らない情報も多く、そこそこ読み応えがあった。

たとえば「塩蔵したものを乾燥すれば、更によく防腐効果がある」とのこと。沢庵などは干してから塩蔵なのにね。魚柄氏はこの記述を燻製のことだと記しているが、スモークが苦手な私は単に干すのに挑戦してみようと思う。

泥つき葱は新聞紙に包み根を上にして斜に土に埋める。使うときは根のほうから。白菜の芯を先に食べるのと同じ理由かな。

他にも、貝は水からあげて置く方が長生きする、鍋で煮るのは10分だけで後は天日任せのイチゴジャム、廃物利用五百種の資料等、新たに面白い情報を得られた。新たに試してみたいことが増えてしまったけど。

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