大学科目『日本語表現法』の補完として読んだ本3冊

日本語の作文技術 (朝日文庫)
頭がいい人の文章の書き方 (イラスト図解版)
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

図書館で借りる際にも、事前にネットで下調べし、内容が薄っぺらかったり、似かよっていたりしないように気をつけている。大量にある作文指南本のなかから選んだこの三冊は、うまく絞れたほうだと思う。

最初に読んだ『日本語の作文技術』と『頭がいい人の~』は多少かぶる部分もある。それでも前者はより深く、その考え方から解説していて、余分なところは斜め読みしてしまうくらい(汗)情報量は多い。後者は「イラスト図解版」なだけあって、見やすく読みやすく簡潔。基本をおさえていてこの価格なら買って手元に置いてもよいなと思ったほど。

『伝わる・揺さぶる~』はより考え方や伝えるための思考について説明されていて、具体例などはとても面白かった。覚書して読み返したい点もいくつかあった。



なぜ意見がでないか
・知識や情報を並べただけで、自分の見解が無い。
・言いたいことがたくさんありすぎ、またははっきりしない。
・一般的な、空々しい、自分が本当にいいたいことではない感じ。
・考えていない。
・問いが大きすぎる。
・自分の根本にある思いにうそをついている。
・その問題に対する基礎的な知識・情報が不足しており、意見を言う資格が無い。
・決断によって生じるリスクを引き受けられない。
思考停止ポイントを発見する問い
・いま自分が信頼を寄せている存在は?その人の言うことを咀嚼しないで人に広めていないか?
・自分が優れていて、他人が劣ると思うのはどんなときか?
・最近、人に何かを強く勧めたいか?
・会議や会話で自分が連発する言葉はあるか?
・自分の発言のなかで「絶対」をつけるものは何か?
・自分のモットーは何か?

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