『土を喰う日々』『精進百撰』

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)
精進百撰 (岩波現代文庫)

恥ずかしながら生前はまったく知らなかったが、なかなか変わった経歴の方のようなので、面白いかもと借りてみた。前者は、全体がエッセイのようで、文章も読みやすく、暇つぶしに借りたわりに読み応えのある本だった。メニュー自体に目新しさはないが、精進料理の考え方、食べること、食べるものの捉え方や調理については参考になった。

後者『精進百撰』はレシピメインな本作りのようだが、詳しい材料や作り方が載っているわけでもなく、その品に関するエピソードが大半。写真はカラーだし綺麗だけど…残念ながら私はこの値段では買えません(汗)

かち栗の作り方
よくゆでて、柔らかくなったのをつるし干し。冬になったら割って食べる。

コメント