『木綿伝承』

木綿伝承―手紡ぎ手織り入門

もっと早く読みたかったというくらい参考になる情報がたくさんあった。欲しいけど、お値段もいい。でも、栽培方法から綿繰り、繊維について、もちろん紡ぎ、いろんな道具のこと、織りのことなど、かなり詳しく載っている。

篠を巻くとき、よく一升枡の底を使って、と言われるが、その意味がわかった。底に広げて巻く篠の量をできるだけ一定にするためだそう。ちなみに私は量っている。

紡ぎについては、何年も紡ぐにつれての太さの推移など本当に詳しく述べられていて、よくデータをとってるなぁと驚き。そして、太い糸の時期が大切だと書かれている。その他にもいろいろと勉強になることがあり、読んでよかった。

調べると「続」があるんだけど、何が違うのかいまいち検索してもわからない…。


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