『新・木綿以前のこと』

新・木綿以前のこと―苧麻から木綿へ (中公新書)

以前読んだ『木綿以前のこと』よりは読みやすく感じられたが、内容はやはりそれほど私の興味を引く事柄はなかった。

そんななかでもひとつ、「晒」の目的や技術については、時間があれば調べてみたい。この本では雪ざらし、真岡晒について説明されていた。

p57 「もんめんのあかおとし」について、「使い古して赤茶けた木綿を白くするのには、カブを入れて煮、それをつきくずして更に煮てゆくと白くなる」とある。これは、タンパク汚れをカブの酵素で?ということかなと思ったが、酵素だったら煮たら壊れちゃうのかな?



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