『千年の色』

千年の色―古き日本の美しさ

着物に関すること、お端折りについて、また、呉服屋さんが現代のような制約を作ったのではないかという考え、どれも知らないこと、考えたことのなかったことで、なるほどと思う。直線裁ちの服を作るという目標の参考にもなった。

もうひとつ気になったのは、以前から調べてみたくて放置していた、藍染めの虫除け効果について(P86)。
中南米の藍、ナンバンコマツナギ科の藍を使って染めた布を着用していたネイティブ・アメリカンの人たちは、白か茶のズボンをはいた白人系のひとたちより、虫にくわれることも、蛇類の被害にあうことも少なかったとか。

画像検索したら、ナンバンコマツナギ科の藍ってタデアイなどとはかなり違う感じの植物にみえるけど、タデアイには同じ効能があるのか?研究しているところあるのかな?

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