『有用植物』

有用植物 (ものと人間の文化史)

思ってた内容とは少し違う分期待はずれではありました。種類についても、内容についても、全体的に中途半端な印象。取り上げられる植物に、著者による偏りがあるのはまあ仕方ない。一番の目的だった繊維関係では、今まで読んだ綿の本などとは違う視点からの記述があり、面白かった。

とりあえず、覚書。
テンサイの芽は物理的刺激でがっしりした苗になる。箒で毎日十秒程度なでる。
イグサは泥につけてから乾燥すると丸みと色を保つ。
日本原産といわれている作物については以前読んだ本にも書いてあったが、この本では約20種あげている。

コメント