『綿繰具の調査研究』

綿繰具の調査研究
出版元のページには目次が掲載されているので、ざっと内容がわかると思います。

綿繰りの道具とそれに関連する事柄について、知らなかったことが結構書いてありました。

かつて、明治初め頃、シーアイランド、アップランドを栽培する試みがあったこと、品種改良を計画して東海・西日本・栃木などで栽培されたが、結局十分な成績を出せなかったこと。

ローラーの径の大きいものは、カルタの圧延に使われていた可能性もあること。麦稈真田の麦わらを圧延するのにも使用されていたこと。綿繰りについては、径が小さいものの方が効率がよいと書いてあります。

研究報告…だから仕方ないのかもしれませんが、非常に読みにくい文章、読み手に不親切、日本語文法的にもどうかと思うような箇所もちらほらありました(汗)



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