『生き残る判断 生き残れない行動』

生き残る判断 生き残れない行動

簡単に書いてしまうと、事故や災害にあったときに、ヒトはどう反応するかについて述べられた本。

漫然とまとめられた文章に、翻訳もわかりにくい場所があったりと決して読みやすい本だったとは言えないけど、内容はあらためて納得するものもアリ、面白かった。ヒトは本能的に現実から目を背けたがる。リスクを認めない。現場で大事なのは一般人がどう行動するか。指示を待ちすぎず、自分で思考し自分で行動すること…など。

家具店や礼拝での混乱の様子は、通勤ラッシュにも似てるような。「あまりに狭い空間をあまりに多くの人があまりに速く動いているのである」とは、一極集中の都会にそのままあてはまりそう。この状態は、場所や人数、動きの調整で混乱を避けることが可能なのだということですが。。

コメント