乾物づくり初心者向け・干ししいたけをつくる

以前COOKPADに投稿していた乾物シリーズを新たに書き直して見ることにしました。
まあ、経験を積んでブラッシュアップしている部分もありますので、ということで。

まずはつい先日スーパーで安くなっていたしいたけを。
とても肉厚で大きい千葉県産。

乾燥しいたけを作るコツ3つ

〇 しいたけを選ぶ
〇 しいたけを分ける
〇 天気を選ぶ

しいたけを選ぶ際に気をつけていること

一番は水分量。べちゃっとしたのはできるだけ避けた方がいいです。

たとえ干して乾いたとしても少し黒ずんだりするし、匂いも少し他のものと違うので。

キノコって加湿環境で育つのに、ラップとかで密閉されると調節できなくなってしまうんですね?

しいたけを干すための切り分け方

左手親指を根元サイドに軽く当てて、
右手で石突を根元から折るような感じで、
ゆっくりそーっと引っこ抜くとキレイにとれます。

固い根元は包丁でカットしてここだけは廃棄。
いしづきは捨てずに裂いて干します。


籾殻みたいなものがついていたら取るけど、
それ以外のゴミや汚れはつかない環境で育ててられているようなので、水洗いの必要はないと思います。露地物は土がついてたりするかな…?

まあただ水洗いしてしまうと、水を吸ってあまりよろしくないかと。
せっかく水分べちゃっとしてないシイタケを選んだはずなのに、ですね。

いしづきは手で細く裂いて、
干して乾かして、
グリルでカラッと焼く、
或いはフライパンなどで軽く炒ると、
噛めば噛むほど味の出るおやつ、
おつまみになります。

好みでお醤油をかけたり、
塩昆布風に何かと和えたりするのもよいですねー。
しいたけの傘の部分は
よくある薄目のスライス状にしたほうが
乾きやすく、戻しやすいです。

でもあんまりペラペラにしてしまうと
戻したときに美味しくないので、
薄くても5mm以上がいい。
 
今回は、7~10mmくらい。

お天気は乾物作りで一番重要

干し網には重ならないように、できるだけ間隔を開けて並べます。

 もちろん梅雨時は全くおすすめできません(汗)

今回は、風が強めだったので
梅雨真っ只中でもやってみました。
湿度も台風の時ほどではなかったので。

今回のように風のある日はよいですが、
もちろん雨には濡れないようにしたり
乾きやすいように切り方にも気をつけたりしました。


もし、まるまるどんこのように干したいのであれば、やはり冬の乾いた晴れの日を選んだ方がよいでしょう。

でも使いにくくない丸々使う予定があるのでなければ、干す段階からある程度カットしてしまったほうが効率的だと思われます。

乾ききった目安は、ポキっと折れること

一番大きくて厚くて
乾きにくそうなものが
手でキレイに折れれば、完成です。

私は瓶や袋にいれて、
乾燥材を入れて冷蔵庫保存です。
常温保存でカビがでないのは
日本では真冬だけと思っていた方が
良いと思います。
 
部屋の中を暖かくしているなら
年中冷蔵庫保存が安全。
 
ウチは冷蔵庫にスペースがあるので
そこを乾物保存に使っています。

キノコは乾物づくり初心者向け

水分をたっぷり含む野菜や果物と比べたら、キノコは乾きやすい食品です。
初心者の方にもお勧め。ぜひ挑戦してみてください!

ちなみにベジ中も、ベジを止めて糖質制限中も、キノコは制限なく食べられます^^

以前投稿したcookpadの記事はこちらです。





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