TNRから2年後 ムスメ野良を家に迎える



ことの顛末は動画にもまとめてあるので、そちらも併せてご覧いただければ幸いです。
 
このブログには当時の記録をメモしていたので、その内容をそのまま載せています。
 




これまで1~3日ごとには来ていてたムスメ野良。最近はほぼ毎日きていたのに、 2週間ぐらい前からベランダに上がってこなくなった。

ベランダにきた最後はたぶん11/4か11/5

その後、1週間連続してこなかった 。そんなことはこれまで無かったので、すごく心配した。

11/13、朝の駐輪場でムスメと遭遇。エサをやるとガツガツたくさん食べた。ベランダにおいでよ。と言ったけど、もちろんじっと見つめるだけ。

 

11/16,11/17、連続して朝昼夕ベランダ下で待っているのを見つける。どちらの日も上には上がっては来ない。マンホール蓋のうえでじっと待っていた。昔、上がれなかったムスコのために使ったリフトを作って下ろしてエサをやる。

17日の夕方、行く先へ追いかけてみると隣のマンションの木の陰にいた。近づく。お腹が垂れ下がっているのがわかったが、逃げられる。

11/17夜、やはり上がってこないのと、お腹の垂れさがりが気になって、ボランティアさんにメール。

 

11/18 午前中に近所の動物病院に電話。野良猫の受診可能確認。その後ボランティアさんと連絡がとれ、当日中に来訪。クロとムスコ除けに捕獲機2台をしかけるも、一度にムスメも含めた3匹きて、3匹に逃げられる💦。この時、ボランティアさんもムスメの腹の垂れ具合に気づく。

 

11/19 午前中に畑から帰り、ご近所(といっても自宅マンションと隣のマンションだけど)向けに、これこれこういう事情の為、エサやりを控えて欲しいとチラシを作る。14時頃ボランティアさんの貸してくれた捕獲機を1台しかけ、チラシを貼る。成果なし。

 

11/20 深夜2時、寝る間際だったらしい夫に起こされる。ムスメがベランダにきて、夫が窓を開けると、以前の様に部屋の中に入ってきたという。今もエサを食べていた。閉じ込めるかと聞かれ、どうしようと考えているうちに夫が網戸を閉め、閉じ込め。パニックになったムスメはウロウロ。カーテンの陰に隠れたり、網戸をのぼったり。寝ぼけてぼんやりした頭でこっちもパニックになりながら、とにかくつかんで捕獲機へ。

興奮状態が続いているのと気が急いて眠れない。明け方まで、ムスメは時々暴れて小さな声で鳴いていた。朝6時まで待ってから、捕まえたことをSMSでボランティアさんに連絡。

 30分くらいうつらうつらしたが、結局、前日のチラシに重ねて貼る、捕まったことの報告チラシを作成し、貼りに行く。日曜の6時半頃。

9時ごろボランティアさんに連絡がつき、その日のうちにボランティアさんの行きつけの動物病院へ行くことに。 10時半頃ボランティアさんが車で来てくれて、ムスメを連れ杉並へ。

 動物病院は30分以上待たされた(受付が遅れてしまった)。狭い空間でおしゃべりもしていてコロナが心配。先生は有名で確かな腕らしいが、聞き取りにくいし、あまり親切な話しぶりではなかった(でもそのこともボランティアさんから事前に聞いていたのでまあヨシ)。

結局診断は心配なし。垂れてるのは脂肪とのこと。ワクチン3種、白血病・エイズの検査、ノミトリ、マイクロチップを入れてあっさりおしまい。保護猫価格で1万円以下。

そのまま帰宅。2度目の捕獲を決めた時からムスメとの本格同居を考えて、もちろんボランティアさんにも相談していた。ただ、思ったより早くこんなことになって、何も準備ができていない。帰りの車内でケージをどうするか相談した結果、ボランティアさん仲間で余分にある新品を譲ってもらい、新品を購入してお返しすることになった。あんまり長時間捕獲機ではかわいそうすぎる。

帰宅後、一旦落ち着いてから、近所のスーパーでトイレシートなどを購入、捕獲機の新聞紙を取り換える。 おしっこはできているのかよくわからない。

夜8時半頃、ボランティアさんがケージその他いろいろを持ってきてくれた。夫も同時帰宅。3人で製作。1時間ほどで出来て、ムスメを移動。なんとか落ち着いて10時頃ボランティアさんを送る。実費でかかったのは駐輪場代数百円とのことだったが、とてもとても助かりました、謝礼をお渡ししてお別れした。

 苺ベッドの裏に隠れたムスメはいつの間にかイチゴの中におさまっていた。じっと大きな目でこちらをにらんでいる。ご飯を食べた様子もおしっこをした様子もないまま、就寝。長い一日だった。

 

21日月曜、夜のうちにトイレを使ったらしい。カリカリも少し減っていた。 よかった。最後に食べたのが前夜深夜2時。その後すぐバタバタと捕獲器に入れられてしまって。一口も食べていなかったようなので。この日は何度かウェットも食べた。水も飲んだ。夕方頃から鳴きだし、翌朝まで続いた。1時間ごとぐらいに起こされて話しかけたり様子を見たり。

 

22日朝6時頃まで鳴く猫の相手をして、その後2時間半くらい寝て、起きて。 洗濯やら仕事やらを済ませバタバタする中、スメはずっとぐっすり寝ていた。夕方ぐらいまで。また夜鳴かれるのかな。

 名前は「スメ」にした。ムスメと音が似ている方がよいかと。以前は猫を飼うなら「きらら」とか「まだら」とか「さんご」とか考えていたんだけど💦

22日昼過ぎにシステムトイレが届いて、2時間後ぐらいにうんち。いい感じの硬いモノ。捕獲後、一度もしてなかったから、ひとまず安心。上手に山を作って隠していた。

22日夜10時ごろ鳴きだす。でも前夜よりは大人しい。一部屋だけ仕切ってケージのドアを開けてみた。のっそり出てきて、窓側へ。やはりカーテンの向こうが気になってウロウロ。10分くらいでチュールを上げつつケージへ戻す。ケージに戻す時だけ少し抱っこしたが、特に抵抗はなく、大人しく従って、自ら苺ハウスの中に戻り、残りのチュールを食べる。

その夜は時々弱々しく鳴いて、砂をかいて、ケージの中を暴れてを繰り返していたが、調べたらあまり相手をしない方がよいとのことで、気にせず寝た。

 

23日朝7時前にまた鳴き声で目が覚め、エサを追加、軽くトイレ掃除。ご飯を食べた後はまたイチゴハウスで寝る。そして夜10時頃まだ鳴きだす…。ヒトが晩御飯の時間だけケージの扉を開ける。20~30分くらい。やはり窓際、カーテン裏をウロウロ。近づくとケージには自ら戻った。夜は鳴く。ムスコが来た時にスメが鳴いてドキドキ、ムスコはキョロキョロ。エサを食べたらすぐに出て行った。こちらは鳴き声に慣れだして、そこそこ寝られた。

 

24日あご下をナデナデできた。 前日と同じように晩御飯時にケージの扉を開けるが、少し出て、カーテン側をウロウロして、こちらが近づくと自ら戻る。夜起き出して鳴くのは同じ。

 

25日朝から昼間は大体変わらず。晩御飯の時にケージを開けても、前日と同じ。その後ブラシかけ。大人しく、気持ちよさそうにしてくれた。 でも夜はやっぱり朝まで鳴いて暴れて。26、27日も同様。昼間はできるだけ寝させないようにして、ご飯を少なめに。夜寝る前のご飯をたっぷり。これで夜ぐっすり寝てくれるらしい情報があったので。でもあんまり変わらなかった… 

 

28日向かいの空き地で工事開始。ベランダの隙間から見える工事車両や大きな音に震えてる。29日も夕方に工事車両がうるさいので、おびえていた。でも両日とも夜はハッスル。紙を沢山破かれた。

 

30日だっこして空き地の工事の様子を見せる。結構大人しく抱かれていた。でも時々シャーしてひっかいて噛む。ムスコと対面。ハナチューして無事を確認してるかんじ…お互いの鳴き声が…せつない

 

記録していたのはここまで。その後は2段だったケージを3段にしたり、イチゴハウスがボロボロになってきたので入れ替えたり、ケージの場所を変えたり、でもそれほど大きな影響・変化はなく、記録するほどでもなかったのでしょう。

あと初めの頃、抱っこできていたのはまだ固まっていたためなのかも。最近はするっと逃げられてばかり💦 こちらもあまり無理強いしないのですが、それはそれでイザという時に困るかなと悩みどころ。

まだ夫が帰ると逃げてケージに隠れるし、寝ていても少し近づくと目を開けてじっと見てるし、なかなか野良時代の警戒心は薄れない様子。

でもケージから出て遊んだり寝たりできるようになってきたので、まあ今はこのくらいでいいかなと。

だらだらした記録をお読みいただきありがとうございました。


 

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